1 2011年 01月 06日
お正月に松本城の中に入ってみました。 何年ぶりだろうか・・・。 内部がどうなっていたのかも全く憶えていません。 入ってみると感動!! 一体どうやってこんなの造ったんだろうか! 凄いな昔の人は! 薄暗い空間に良い具合に艶がでている太い柱が並んでいます。 表面の凸凹は手斧や槍鉋で削った後。丁寧な仕事ですなぁ。 この手斧って道具は恐ろしいものです! 手前に曲がった棒に刃が付いていて、それを自分の方向に振り下ろすのです! 槍鉋も引いて使うものなので自分に向かって刃を動かすのです。 しかも腕だけではなく腰や足を使って引くらしい。 こわ!この作業。一瞬たりとも気が抜けません! 一回一回集中して削っていくのです。 これが全ての梁や柱に施してあるのです! 想像しただけで気が遠くなります。 将軍や武者だけでなく、いろーんな人達の想いが濃ーく詰まっている建物でした。 ![]() この梁組も凄いなぁ・・・。 なんだか気合の入る年始めでした! ▲
by news-s
| 2011-01-06 00:00
| 木に学べ
2010年 05月 10日
原生林で育った檜って凄いのだ。 種が地に落ちても芽を出さないのです。 いや、出せないのです。 まわりの背の高い木のせいで地面まで太陽の光が届かず芽を出す事が出来ません。 そのまま光が当たるまでじーっと待つのです。 10年でも100年でも・・・。 そして、まわりの木が伐採されたり、朽ち果てたり、倒れたりして光があたる様になると さぁ大変!!競争のはじまりです! 100年じーっとしてた種も、昨日落ちたばかりの種も一斉に芽を出し始めます。 早く伸びないとまた日陰になってしまうので、急いで周りの誰よりも高くならないといけません。 そこで勝ち残った檜だけが成長出来るのです。 しかし、そこで油断してはいけません。次は雪の重みや風に耐えないといけないのです。 そんな苦難を乗り越えながら育った檜は本当に丈夫な柱になるのです。 薬師寺の塔の芯柱につかう柱は、樹齢1000年ものじゃなきゃダメらしい。 1000年も競争に勝ち抜いた檜を使用した柱は、1000年持つと言われています。 しかし日本には、樹齢1000年の檜は存在しないのです。 一番長くて木曽の450年なんだそうです。 最近、こんな内容の本を読んでいます。 意外とハマっています。 ▲
by news-s
| 2010-05-10 20:41
| 木に学べ
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